古典に基づいた、伝統的な治療を行います。
体質や病,不調の原因を明らかにし、少数穴による治療を行います。
お子様のアトピーや夜鳴き、夜尿症(刺さない鍼を使います)
虚弱体質の方、慢性的な不調、月経前後の体調不良、更年期障害
妊娠を望まれる方、妊娠中の方の治療も承ります。
鍼灸治療では、体の状態を詳細に把握するために、時間をかけて問診を行います。
病や不調の原因、発現起序を明らかにし、1~2か所のツボを狙って施術を行います。
鍼治療には、刺さない鍼や、打鍼での治療を行う場合もあります。
古代鍼
2100年前に作られた鍼を精巧に再現したものです。
皮膚に軽く接触したり、かざして用います。
皮膚に刺さずに使い、体の表面を流れる気の流れを整えます。
銀杏鍼
古代鍼と同様に用います。
古代鍼も銀杏鍼のどちらも全く痛みのない治療です。
小児や、気の動きに敏感な方におすすめです。
打鍼…
本来の打鍼は、先の尖った鍼を使いますが、当院では、現代人に合うように針先を丸く改良した鍼を使います。
打鍼は黄銅やステンレスなどの金属でつくられています。
打鍼を用いた治療は腹部に行います。打鍼の先の丸い方を皮膚に当てて、木槌で軽く叩き、その時の響きを利用して、停滞している気を動かし、バランスを整えます。
痛みは全くありません。
小児や慢性疾患、体力の弱い方の治療に用います。
棒灸
直接肌に触れません。
体表面から5~10cm離して、輻射熱でじんわり温めます。とても気持ち良く感じられます。
当院では、煙が少なく香りのよい日本製の棒灸を使用しております。
艾(もぐさ)を用いる灸
直接皮膚の上に置き、燃焼させます。
艾の塊から、米粒よりも小さい大きさにひねり出して、皮膚に置きます。
熱くなりすぎないように、途中で火を消して熱量を調整しますので、安心して受けられます。火傷になることは、ほとんどありません。
お灸は熱で皮膚を温めて、気をめぐらせるので、体の中から温まります。
体に冷えや弱りがある方におすすめです。
皮膚から離して使うものや、直接皮膚の上で燃焼させる方法があります。